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タクシーの営業方法のコツ【特別区武山編】平日土日営収10万プレーヤー『カケル』が一部伝授
この内容は全てでは無い点と、正解というものは無いことだけご留意ください。
転職道.comのベテラン転職相談員でタクシーメディアの随筆者『カケル』が平日・土日関係なく10万円を達成した際、感じた事を一部伝授します。
~カケルのぶらり旅~タクシーで働く前に!あなたは知ってる?「乗車禁止地区」って【詳しく解説】
※ちなみに転職道.comでは転職相談員のカケルと平賀の2名が現役タクシードライバーで両者とも10万円営収を達成しています。
先ず目標の場所を決めて走ってみよう
タクシードライバーになるとある程度『得意なエリア』というのが出来ると思います。
そしてもしかすると●●ビル付近や●●ホテルに必ず立ち寄るというルーティンが出来るかもしれませんよね。
その目標を決めて走ってみてください。
ここでいうのは、ただ『なんとなく走る』のではなく、行きたいと思う場所を決めて走る事が大切です。
その後に何が起こるかは…お楽しみです。
得意エリア外に行ってしまった
得意エリアは最初に道や建物などを覚えるという点では確かに持っておいた方が良いでしょう。
ですが乗車されるお客様はそのエリア内で乗降されるとは限りません。
例えば新宿区西新宿で乗車したお客様が伊勢丹へ行くならそれはエリア内です。
しかし、新宿区歌舞伎町から江東区錦糸町までとなると…もちろん営業エリア内ですが、新宿区からは大きく離れます。
お客様を乗車するには大変ありがたい距離ですし、22時から翌朝5時以降であれば深夜割増がありますので願ったり叶ったりでタクシードライバーとしても大変ありがたいのですが、問題はその後です。
さて、錦糸町でお客様が降りました。
この後、あなたならどうしますか?
途中でLPガスを補充したい
これは“タクシーあるある”かもしれません。
タクシーは長時間走らせると必ず燃料がつきます…当たり前ですよね。
これは例外なくどのクルマでもそうですが。
タクシーはほとんどのクルマが石油由来のLPガスを燃料として走行するため、専用のLPガススタンドへ入れに行かなくてはなりません。ただクルマのガソリンスタンドのようにLPガススタンドはそこら辺にある訳ではないのです。
会社間で指示されたLPガススタンドや最寄りのLPガススタンドに補充しに行くとなると、営業先によっては営業を行うにあたり、なかなかのロスを生じる事になりますよね。
ですのでもし途中で補充するとなりましたらギリギリで入れに行くのでは余裕を持って入れに行きましょう。
その際は回送にした方が当然目的がはっきりしていますのでスムーズではあります。
…では空車で向かってみるとどうでしょう?
コツコツがコツ
タクシードライバーはどうしても売上を短期間で上げたいがため、距離の長い(ロング)の顧客を狙う傾向があります。
確かに売上も高いので気持ちはわからなくもありません。
しかしタクシーは公共交通機関、そして接客業です。
たとえワンメーターだろうと大切なお客様を目的地までお運びする事は何もサービスとして差はありません。
それだけは肝に銘じてください。
ですので、コツコツやる事を絶対に心がけてください。
そしてそのコツコツが山となり、いつかそのコツコツのお客様が連れて行ってくれた先に…!!
それがタクシー営業ってもんです。
逆を狙う
タクシードライバーに転職したての方から以前こんな相談を受けた事があります。
『東京はタクシーが多すぎて全然お客様が乗ってくれない、参った。全然稼げる気がしない』
確かにあのタクシーだらけの光景は現役ドライバーの私からみても妙な光景です…。
あのタクシーだらけの中からお客様に選んで乗ってもらうのはそれこそ強運ですし、だから駅前の通りは一台でも多くの空車タクシーが先頭で交差点を止まろうとノロノロ運転になるんですよね。
日本人独特のユニゾン気質といえばそれまでですが、タクシーは不思議なものでタイミングによっては『全然走ってない!』という声を聞く時もあります。
考えてみましょう。自分がお客様でしたら何処にいるシチュエーションでタクシーを捕まえようとして『タクシーいないよ〜、捕まらないよ〜』と思うでしょうか?
発想の逆を行ってみるのも勇気はいりますが必要な時もありますよ!
諦めが肝心
『諦めない!絶対諦めるもんか!』
もちろんその姿勢も大切だと思います。
しかし時と場合によってはその行動が売上を大きく左右し、命取りレベルにお客様が閑古鳥状態になることもあります。
そんな時はご自身の乗務日報を見直し、空車時間平均を割り出してみましょう。
平均よりも早く見積もる事をお勧めします。
そしてもし、付け待ちをしている場合はそれ以上の時間待機しない事をお勧めします。
タクシー営業に限っては諦めも肝心で、『次行こう』くらいの姿勢がいいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
正直言いまして『●●交差点』『●●ガード下』は行ってみてくださいというな記事内容でなく、ちょっとがっかりした方いらっしゃるかもしれません。
今はYou tubeで色んな方がタクシー営業の攻略法を語っていますが、おそらくそれ通りに実践したら世の中のタクシードライバーは今頃売れっ子プレーヤーだらけだと思いますが、実際のところどうでしょうか?
もちろん参考にはしていいとは思います。
今回、自分自身の体験を元に書いております。
なかなか初めはうまくいかず失敗も多く、だからこそ失敗から学んだ、感じた事が大きかったので今日ここまで至っているという状況です。
ただ…タクシー営業というのは『失敗の経験から学ぶ部分も大きい』というのを実際に経験していて素直に感じました。
「歯がゆい内容だな〜!!」
「もうちょい聞かせてほしい!」
という方は転職相談へご連絡・お越しくださいませ。ここからは有料です(嘘)ww。