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タクシードライバーの豆知識①【釣り銭とは?】

タクシードライバーの豆知識①【釣り銭とは?】
カケル
カケル
この記事を書いた人:『転職道.com』の転職相談スタッフ・『タクシーハローワーク(TSJ)』では職業紹介管理者として勤務♪東京特別区地理試験・法令試験取得者/二種免許保持。タクシー求人コンサルタント歴7年目。数々のタクシー企業担当者との取材や求職者との会話で最新の情報を記事化しています。さらに自らも地理試験・法令試験・二種免許を保持し都内タクシードライバーとして勤務もしているまさに『二刀流』です。アプリ配車絶世の現代に関わらず、流し営業のみで現役カウンセラー史上最速の平日&週末の両日連続で営収10万円達成!

タクシードライバーの豆知識①【釣り銭とは?】

スーパーやコンビニでアルバイトをしたことがある方は『レジ金』なんてフレーズを聞いた事があるかもしれません。

実際にある程度の最低金額はレジに入れておき、ある程度の額以上になると『結構レジ内にお金入ってますよ〜』的なアラームやサインが出たりしますよね。(確か防犯目的が主だったと記憶しています)

タクシーにはそんなハイテク機能はないのですがタクシードライバー自身が釣り銭を管理します。
法人タクシーのドライバーはほとんどが『正社員雇用』ですが、業務内容的には個人事業主的な感覚なのです。

乗務時に用意する

釣り銭は乗務時に用意します。
お客様の支払いが現金の際、いつでも対応出来るようにお札、小銭と管理しましょう。

1円玉、5円玉を使う事はありませんが10円以降の小銭は使用します。

タクシー会社で両替可能

両替はどこでするのでしょう?
まさかほっかむりをしてゲームセンターやパチンコ屋さんに行くわけにいきません。

タクシー会社の営業所には、しっかりと両替機械が設置されています。
また窓口で両替を希望すれば対応してくれるケースがほとんどです。

※あくまで釣り銭両替目的のみです。

釣り銭の平均予算はいくら?

タクシードライバーの釣り銭相場はいくらくらいなのでしょう?

人によって大きく違うようですし、またコロナ禍以降の非接触対応(キャッシュレス化)普及も大きく影響しているようです。ベスト金額は…

昔から言われているのは30,000円です。
コロナ禍前は平均的な釣り銭金額でした。
15,000円〜20,000円付近をお札で用意し、あとは小銭で用意。

もちろんこれにすべきというものではありませんが、概ねこの額が多く現在では余裕のある釣り銭額でもあります。

コロナ禍以降は…

コロナ禍以降はキャッシュレス決済の普及によって半数以上の方が交通系IC決済やクレジット、その他QR系、ネット決済などの支払いにシフトして行ったこともあり、都市部の現金決済は減少傾向にあります。

そのため、近年の釣り銭相場は10,000円〜15,000円付近という方も多い様です。

カケル
カケル
ちなみに自分の釣り銭額は10,000円です!
途中で両替をしたことはありますが未だに足りなくなった事はありません。

途中で大きいお札だけになったら

釣り銭も途中でなくなったらどうすれば良いのでしょうか?

…いや、どうすれば良いのでしょうかって結構シャレになりませんよね…。
対処法は以下になりますが、概ね皆さんが想像の付く事と同じと思います。

両替をする

所属のタクシー会社が有れば急いで戻り両替をしてもらいましょう。

もしくは遠い場合や、お客様との決済中に足りなくなってしまったら近隣のコンビニに急ぎ、コーヒーでも購入して両替をしましょう。
コンビニなどではまず両替のみはしてくれません。

乗務中にゲームセンターやパチンコ屋さんなどでの両替は例え両替目的だったとしても後で怪しまれるので自分の身を守るためにも絶対に控えましょう。

釣り銭が用意できない場合

タクシー会社へ転職、入社時は何かと物入りで出費も嵩みますよね。

その際に釣り銭を用意となるとまた二重に大変さが増してくると思われるかもしれませんが、タクシー営業するには釣り銭がなくては成り立ちません。

では、万が一釣り銭が用意できない場合はどうしたら良いでしょうか?

レアケースとして

タクシー会社が1乗務に付き釣り銭の貸し出しを行っている場合もあります。これはレアケースです。

その際はもちろん手続きを行い、乗務終了後には当たり前ですが1円の差異なく返却しましょう。
1回でも遅延すると信頼問題につながりますので次回以降はないと思ってください。

祝金・奨励金等をを使う

タクシー会社によっては入社祝金や奨励金と銘打ったものを支給するケースがあります。

多くは条件付きであること(2〜3年勤務で返済不要など)、また入社後すぐの支給というのは事例としては非常に少ないのですが稀に研修終了後に一部支給してくれる会社もあります。

またそれとは別に貸付を行う会社もありますが、正直なところタクシー会社選びの選定基準をそこに定めるのはナンセンスであるとは思います…。

その他

以前の平均3万円相場の釣り銭に比べて、昨今は最低限1万円有ればなんとか事足ります。

ですのであまり推奨しませんが…キャッ〇ングでお金を一時的に借りてお給料が入った際に即時返済という手もあります。
最近は○○日間金利0をよく謳うのもありますので、すぐ借りてすぐ返すという心構えなら良いです。
ただ何度も言いますが推奨はしません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

タクシードライバーの釣り銭事情。もちろん多いに越した事はないと思います。
なぜならば日によって『現金払いの多い日』というのはどういうわけかタクシー乗務あるあるです。
また天候などで連続でお客様が乗車されれば尚のこと対応していかなければなりません。
まさに、備えよ常にです!

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