平賀

この記事を書いた人：日本総合ビジネス10年目役員。タクシー会社担当、デザイン、映像制作、紹介窓口で仕事し、10年目にして初の二種免許地理試験取得。現在日本交通グループのタクシー会社でタクシードライバーとしてタクシーバイト中。昨今のタクシー業界は稼げるということを実体験で示します！

転職相談員、昼日勤で初乗務！

はじめに

みなさんこんにちは！転職道.COMのタクシー転職相談員をしております、平賀です！

前回の記事で書かせていただいた、僕が実際にタクシーに乗務した実録、その第一弾です！
ついに初乗務……！ガチガチに緊張しました笑

緊張のあまりお客様との自由なトークは殆どできなかったのですが、反面、研修時に教えていただいていた日本交通の接客マニュアルがめちゃくちゃ役に立ちました！！

「ご乗車ありがとうございます。日本交通です。ドアをお閉めいたしますね。」
「(目的地)ですね。かしこまりました。車内の温度はいかがですか。」
「こちらでよろしいですか。(値段)になります。」
「お忘れ物はございませんか。ありがとうございました、また日本交通をご利用ください。」

このマニュアルが独り立ちしたての未経験者には本当にありがたい……笑
初日はひたすらガチガチにこれを繰り返していましたね。

それでは、乗務の詳細についてです！

乗務の詳細

記念すべき1人目のお客様は、会社と同じ杉並区で乗せた男性の方。
そして、しょっぱなからトラブルです。笑

そんなに長い距離ではなかったのですが、なんと出発のタイミングで後部座席のドアが閉まらないという不具合が発生。
最初からトラブルか……と落胆するとともに、自身の出発前の動作・不具合の確認不足を痛感。
しっかり確認しないといけないのですが、緊張で完全に頭から飛んでいましたね。 後部座席に回り、手動で閉めました。

その一方、2人目のお客様で早くも嬉しいことが！！
結構長く乗ってくれたこともあり、初めてマニュアル以外のことをお客様に話しかけました。
「今日が乗務初めてで、至らない点や気になる点があったら言ってくださいね」という当たり障りない内容だったのですが……なんと下車の際にチップをいただいてしましました……！

大変驚きましたが、「初めての乗務、これからも頑張って」とのことで……！
結構お若い女性のお客様だったこともあり、なおビックリ……本当に嬉しかったですね。
タクシー乗務員の醍醐味を、早速味わった気持ちです！

それ以降は港区内を中心に9件のお客様を乗せましたが、まあテンパることが多く……笑
お客様が「こうしてほしい」と言っているのに、その意図がよく理解しきれず、イライラさせてしまう事が多々ありましたね。

ただ、やはりタクシーの仕事は一期一会。不快にさせてしまったお客様とずっと根にもたれたまま関わり続けるお仕事ではないので、次に活かすための反省をして素早く切り替えることが大事だと実感しましたね。

もう1つの学びが、道は遠慮せずお客様に聞くべきだということ。
今回あったケースが、溜池山王の交差点でのこと。溜池山王は右折の際に高架下に入らなくてはならず、初見では非常にわかりにくい構造になっています。その時に乗せていたお客様が右折方法を丁寧に教えてくださり、かつ「本当に初乗務なの？」「完璧だったよ！」と大変うれしいお言葉をいただきました。

自分一人で勘で運転していたら絶対にいただけなった言葉ですし、何より間違えてお客様にご不快な思いをさせてしまうのが最もやってはならないこと。それに、道を教えるのを拒む方は殆どいないということも安心しました。

今後も不安な道は恐れず、積極的にお客様にお聞きしていきます。

そして、初乗務を終えての売上は……

19,300円！！！

うん……まあ、うん！2万円、届かず！！！(泣)

自己評価でいうと……60点くらいでしょうか。
良かった点は、初乗務でわからないなりに、しっかり車を動かせたこと。

ただでさえ緊張がすごい中で、わからない道や慣れない道を運転するのは、やっぱりどうしても怖さがあります。
それを恐れずにお客様を探して運転し続けられたことが、個人的に一番良かった点ですね。

悪い部分としては、やはり接客ですね。

分からない土地名などを言われたときに焦ってしまい、確認しないで走り出そうとしてしまったり、「急いでいるだろうからとりあえず走ろう」といった勝手な推測や余計な思考が浮かんでしまうところが、まだまだ自分の甘いところだと痛感しました。

お客様の乗車時刻、場所、金額の詳細は以下になります。

(↓すべての乗務の売上・給与詳細はこちらから！)

【実録・給与公開】転職相談員がタクシードライバーやってみた！ライドシェアとどっちが稼げる？

まとめ

初日は地理試験(僕が入社したころはまだありました)で学んだ道を通って、ああここが〇〇通りか、と知識と実際の地理を照らし合わせたり、昔自分が通ったことのある道をまた通って回想にふけるなどしながら、とにかく車を動かしていました。

また、意外と何かこちらからアプローチなどはせずとも、お客様を拾うことができることも学びでした。普段自分で外を歩くときは意識していませんでしたが、結構多くの方が手をあげてくださるんですね……。

タクシーの需要の高さを改めて、身をもって実感しました。

まだまだ初日が終わったばかり。これからも頑張っていきます！

※乗務のさらに詳しい詳細は、下記の動画で公開しています！
ぜひチェックしてみてください！