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タクシーチケットもデジタル化へ。「GO BUSINESS」が国内初の提供開始へ

タクシーチケットもデジタル化へ。「GO BUSINESS」が国内初の提供開始へ

コロナ禍以降「ペーパーレス化」が進み、多くの企業でもクラウド人事労務ソフトの導入や銀行通帳の撤廃、郵送の請求書の廃止など…あらゆる場面で時代の変貌を目にします。

タクシー業界でも、「配車アプリ」を筆頭に決済時のキャッシュレス化などといった常に顧客ニーズに沿ったアップロードが施されていますが、今回のニュースはタクシー業界でも昔から利用されていたものがまさに『ペーパーレス化』にならんとしているという話題です。

タクシーチケットもデジタル化へ。「GO BUSINESS」が国内初の提供開始へ

タクシー配車アプリ大手「GO」を手掛ける業界最大手『日本交通』の子会社「モビリティテクノロジーズ(以下:MoT)」社は2022年2月1日、「GO」の法人向けサービス「GO BUSINESS」で、デジタルタクシーチケット機能「GOチケット」の提供を今春に開始することを発表しました。

タクシーアプリを活用してのデジタルタクシーチケットは「GO BUSINESS」国内初で、タクシーチケット発行からタクシー利用ならびに精算までアプリ上で行う事が可能です。

GO法人向けサービス「GO BUSINESS」に代理配車機能追加

国内大手旅行会社との協業も

また、国内大手旅行会社のJTB社では、この度「GO BUSINESS」との協業で『GOチケット』を活用した『デジタルタクシーチケットfor Events』を、2023年2月1日より提供開始することを発表しております。

JTBによりますと『JTBが持つMICE領域における高い専門性とMoTのタクシーDXノウハウの融合により、MICEのDXサポートから広く交通パッケージの共同販売なども見据え、様々な移動課題の解決をはかるべく、協業を進めていく』とのことです。
(※MICE: Meeting(会議・研修・セミナー)、Incentive tour(報奨・招待旅行)、Convention(大会・学会・国際会議)、Exhibition(展示会)の頭文字をとった造語。

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利用の流れ

まず、「GO BUSINESS」の管理画面からGOチケットを発行→発行したコード(またはURL)をメールなどに貼り付けて送信します。それだけで簡単にチケットの受け渡しが可能です。

GOチケット発行時に有効期限、金額の上限、乗車地の制限が発行コード単位で条件設定を行った上で発行となるため、お客様には適切にGOチケットを使用して頂けるようになります。

また現在、『万が一設定した上限金額を超過した場合に、差額をタクシー車内での決済またはタクシー配車アプリ「GO」のアプリ内決済「GO Pay」でのお支払いどちらもお選びいただける機能』も開発予定とのことです。

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主な特徴

「GO チケット」の特徴は発行後、タクシー配車アプリ「GO」での支払いにも利用可能ですし、またアプリを利用しなくても、QRコードによる車内決済にも利用可能となる予定となっております。

さらに、利用後の金額・乗降地データは『GO BUSINESS』の管理画面にスピーディーに自動反映され、なんと乗降地は市区町村丁目まで自動で登録されております。
そのため今までタクシードライバー毎に乗降地の記載が若干異なっているケースもありましたが、表記ゆれが発生しないのも特徴でしょう。

タクシー運転手の仕事ってほんとにきついの?ドライバーが語るきついポイントを紹介【2022年3月更新】

法人向けサービス「GO BUSINESS」とは?

タクシー配車アプリ「GO」の普及、派生から登場した法人向けサービス『GO BUSINESS』。

無関係の方も、あるいは大いに関係のある方まで、「こういったサービスなんだ」ということで知っていただけたら幸いです。
では一体どのようなサービスなのでしょうか?

厳しいって本当?タクシー最大手「日本交通」の採用基準とは?[2022年6月6日更新]

管理者向け機能が満載

 

「GO BUSINESS」には、現金立替・タクシーチケット・コーポレートカードなど複雑な支払い方法を請求書払いへ一本化することによって管理がより楽になります。

また、経費精算が不要になり、申請内容の確認などの管理工程を削減できるメリットがあります。
「GO BUSINESS」では利用状況および利用金額を法人の各部署など任意の単位で指定し、いつでも把握することが可能となっております。

状況はほぼリアルタイムにデータ化され、タクシー利用の透明性がアップ!
今までありがちだった「誤利用」や「不正利用」の抑止にも一役も二役も買う機能と言えましょう。ます。

タクシーチケットの取り扱い方とは?タクチケの使い方、チケットを受け取った時の処理方法【2022年11月6日更新】

「GO BUSINESS」の主な機能

ここで改めて「GO BUSINESS」の主な機能をご紹介しましょう。

  1. 経費管理…請求の一元化により、社員が利用するタクシーの経費精算にかかる膨大な時間を削減。経理担当のチェック工数も大幅に削減します。
  2. 乗車管理…「GO BUSINESS」管理画面で①利用日時、②利用者、③乗車場所、④金額など…タクシーの乗車履歴と乗車メモを確認することが可能です。
    乗車データはタクシー利用の決済完了後、ほぼリアルタイムに管理画面に反映。
    そのため利用用途に関わらずオンタイムで社内のタクシー利用を把握することが可能となっています。
  3. アプリ配車…急いでいる時でも簡単にアプリでタクシーを手配できます。
    混雑時でも法人契約の場合は優先的に空車のタクシー車両が見つかり次第、手配可能。
    (追加料金はかかりません。)
    ・予約機能で指定時間での配車も可能です。
    ・流しでタクシーに乗車した場合でも「Go Pay」機能を活用することによってアプリ決済が可能になります。データ連携もされており、精算漏れを防ぐ事ができます。

※「GO BUSINESS代理配車」は除きます。

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これから~Opinion~

タクシーチケットの利用はコロナ禍2020年を境に減少したと聞きます。

しかしながら、ここ数ヶ月の東京特別区の営業収入V字回復、さらには運賃改定によって多くのお客様の利用が今後も継続的に見込まれます。
俗に言う「四社チケット」或いはその他の「タクシーチケット」を利用する風潮も今後、景気の動向等によって大きく変動するのではないか…というのが自然な流れでしょう。

いずれにしてもBtoBでの利用、会社内等での利用でのタクシーチケットペーパーレス化は配車アプリの激化に伴って少々遅れを取ったような気も致します。今後「GO BUSINESS」の浸透なくして「ペーパーレス化タクシーチケット」の普及はないのかもしれません。普及に期待したいところです。

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