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この記事を読んで分かること
・東京無線とチェッカーが本格提携を視野に入れている今後の見通しについて
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屋上灯を統一【営業区域の市区網羅】
東京のタクシー中堅・中小系二大グループの東京無線協同組合(新宿区、坂本篤史理事長=実用興業社長)とチェッカーキャブ無線協同組合(中央区、秋山利裕理事長=山三交通社長)が来年4月1日、将来的な統合を視野に本格提携に踏み出す。
車両の屋上灯を東京無線の「タワー型」にそろえ、車体にはチェッカーの「市松模様」のラインを入れる。10月27日、坂本、秋山両トップらが市ヶ谷の自動車会館で共同会見し、坂本氏は「都内最大の6800台となり、各社の営業所が営業区域(の市区)を網羅できる」とアピールした。
※引用:東京交通新聞より
東京無線とチェッカー、統合視野に本格提携 屋上灯統一、都内最大6800台に
東京無線の会員事業者は50社で、55営業所、3745台を保有。チェッカーキャブは43社、48営業所、3127台。会見に先立って同日開かれたそれぞれの理事会で、提携の方針が承認された。
アプリの統一化について、坂本氏は「東京無線ではお客の利便を考え、全包囲網的にアプリをやっていこうと考えている。エスライドにも入れることを機関決定している。チェッカーはエスライドを入れており、一緒にできるかも。チェッカー側もMoTのアプリを入れるとなれば一番いい」と指摘した。
藤原氏は「みんタクとMoTが一緒になるのを願っている」
※引用:東京交通新聞より
※現状アプリ配車については、東京無線は「Mobility Technologies(MoT=モビリティ・テクノロジーズ)」の日本交通系配車アプリ「JapanTaxi」に対応。
チェッカーキャブはソニー・タクシー連合「みんなのタクシー」の配車アプリ「S.RIDE(エスライド)」と、それぞれ異なるプラットフォームで配車サービスを提供している。
利用者としては、1つのアプリで全てのタクシー会社に対応したサービスが開始されれば、より一層タクシー利用が便利になる。アプリの統一化についてどの様になるかはまだ未定のようだが、良い形で話しがすすむことに期待が持てる。