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お知らせ
2008年09月25日
タクシーjapanに掲載されました(特別インタビュー)
taxi japan No.125より抜粋
「ハンパな労力じゃない」タク専門求人誌発行を語る
「転職道.com」や「タクシー就職情報・COM」など、「タクシー専門求人情報サイト」を運営する株式会社日本総合ビジネス(清水弘一社長、東京都渋谷区)がこのほど発刊した業界初のフリーペーパー「タクシー転職道」について、本誌はその動機や反応など、清水社長に九月某日直接インタビューを行った。
- taxi japan:
- フリーペーパーは世にたくさんありますが、タクシー専門のフリーペーパーは初めて。動機は。
- 清水:
- 元々タクシー乗務員の求人に関して、これまでインターネットや携帯サイトを中心に戦略を立ててきました。求職者がタクシー乗務員について何で知るのか。インターネットや新聞、雑誌の比率を調べていくと、まだまだインターネットの比率が少ないことが分かりました。
- taxi japn:
- インターネットより新聞と雑誌の方が多かったのですか。
- 清水:
- そうです。我々がやっているネット広告や携帯サイトからの求人の受け入れは、ほぼ形が出来てきました。今後の展開として、100%取ろうと思ったら雑誌という形態で狙っていくしかない。タクシー専門のフリーペーパーを作った最大の理由は二つあり、一つは雑誌での乗務員確保が狙い。二つ目は、現在あるタウンワークやガテンといった就職情報誌に、出版元と同業になる自社宣伝が出来ないということからです。
- taxi japn:
- 日本総合ビジネスの宣伝広告が、他のフリーペーパーに載せることが出来ないのですか。
- 清水:
- 職業紹介欄であれば可能ですが、自社宣伝は出来ません。有名雑誌に全て当たればいいのですが、それが出来なかったから自分達で作ってしまおうという発想になりました。
- taxi japn:
- 創刊号は七万部作ったと聞きました。どのいくらいの箇所でどのくらいの期間掲出しているのですか。
- 清水:
- 八月二十五日からスタートしました。当初は千五百箇所の予定でしたが、それが広まって二千箇所に増えました。コンビニと各駅構内は一ヶ月契約ですが、知り合いの所には二ヶ月間置いてもらえます。あと東北地方に関しては、雑誌がなくなるまで置いてくれることになりました。
- taxi japn:
- まだ期間途中ですが、創刊号の反応はどうですか。
- 清水:
- たまたま別件で電話したタクシー会社さんで、雑誌の二分の一広告を見て二人の入社が決まったと喜んでおられました。その他にも「複数人の入社があった」という電話が事務所にあり、まだ期間途中ですがこのような反応がありました。
- taxi japn:
- タクシー業界でフリーペーパーを出した人はいません。費用はいくらかかったのですが。
- 清水:
- 約一千万円です。今回ハローワーク前で手配りもしたのでそういった費用も含んでいます。
- taxi japn:
- タクシー業界にて今までなかったことにチャレンジすることは、非常に意義があると思います。求人誌のタクシー業界欄少なくなる中での、タクシー専門求人誌の登場になりました。今回創刊号には発行ナンバーがついていますが、第二号の予定はありますか?
- 清水:
- 広告代理店とタクシー会社さんから反応がありました。業界幹部の方からも直接お電話をいただき、ぜひとも二号続けてほしいとの要望がありました。
- taxi japn:
- 業界にとって乗務員確保は企業維持の生命線です。乗務員確保がその会社にとってどれだけ重要か、死活問題です。
- 清水:
- その考えを踏まえた上での業界からのサポートがあり、お手伝いをしていただけるのであれば相乗効果になるのではないでしょうか。
- taxi japn:
- 一千万円の広告収入が入るとすれば、継続ができますよね。効果がそれなりに期待できるのであれば、事業者も協賛するでしょう。
- 清水:
- ハンパじゃない労力でした。今回は、私が全部の営業回りました。とにかく形のない所から始めたので、基盤作りが大変でした。
- taxi japn:
- ありがとうございました。今後を期待いたしております。